クラウドソーシングでクソ記事を書くのは止めよう
こんばんは、アンゴウ・ダマです。
今日のテーマは「ライターのお仕事は著作権とか知的財産権に気を付けよう」ってお話。
なんでこんな話をするのかTwitterで流れてきたこの記事
はい、常見藤代さんという写真家の方のブログ記事を読んだからですね。
内容としては「自分のブログ内容が無断転勤されていたので弁護士に相談、そして損害賠償までの流れ、その方法」が書かれています。
いやー……この記事を見て怖くなりました。
ちなみにパクられる側としての話ではなくて、自分は人様の記事をパクッてないよね?って心配ですよ?
もちろん私も注意していますし、引用する際にも引用した文章だとハッキリわかるように気を付けています。
まあ本当に心配になったのは「私がクラウドソーシングで書いてきた記事の数々」の方ですけど。
普段はクソクライアント様、クソ案件なんて言ってますが、良いクライアントに恵まれたおかげで今月は予想市以上にお仕事を頂いてます。
さて、ちょっと聞いて欲しかった自慢は置いておいて本題に戻りましょう。
過去に私が書いた記事は人様の記事のパクリにならないように注意を払ってきました。
当たり前ですがコピペなんかもNOですね。
それでも冒頭で紹介した記事のような内容を読むと、自分が意図しない形で、もしくは一つの記事から情報を取り過ぎて、いつか著作権とか知的財産で訴えられないかと心配になってしまいます。
もちろん私はそんな事をしていないと自負していますが、それでもネットの情報を元に記事を書いていると、どうしても既にある記事とソックリになってしまうことがあります。
さすがに一言一句同じということはないですが、なんというか、記事の構成みたいなのが似てしまうのです。
「こうすればネット記事が書ける」みたいな方法論はブロガやキュレーションサイトで紹介されていますし、それを見た人間の記事が均一化され似通ったモノになるということはあり得るかもしれません。
私も始めの頃は「○○すれば記事が書ける」という記事を読んでましたし、その血が流れているのは間違いありません。
要はクソ記事量産機のしてのDNAを持っているわけです。
そもそもライターとして記事を書くのであれば、ネットのキュレーションサイトから情報を引っ張ってくるだけでなく、ニュースサイトや国や調査機関が出しているデータから引っ張てくる必要もあるでしょうし、足で稼ぐことも必要でしょう。
ただそこまで記事に時間を掛けると、クラウドソーシングで仕事をする場合、報酬が割に合わないのも事実です。
ちなみに私は、詳細なデータが必要な記事内容のお仕事は貰わずに、1人のユーザーとして言えることや、データやソースを必要としない記事(紹介文)みたいな記事のお仕事を受けています。
ただ正直に言うと、クラウドソーシングでお仕事を始めた頃は、人様の記事や情報サイトを読んで記事を書いていましたし、なんならその情報が正しいのかも確認を取ろうとしませんでした。
でも記事数をこなして上達していくと、自然に職業のポリシーみたいなのを自覚していくるのですよね。
「この情報は本当なのか、偏った情報ではないか、そもそも専門知識もないのに私が書いていい分野なのか」みないな気持ちです。
ただ報酬を考えると、そういった責任を負うにはあまりにも安く、また責任持った記事を書こうにも時間がかかりすぎるのです。
全ては金かと言われるかもしれませんが、人に責任を負わせる・自覚させるモノが金だと私は思っています。
ちなみにクソクライアント様のお仕事内容で以下のような条件がありました。
・ 1000文字以上
・ 一記事 300円
・ 指定するURLのサイトでコピペチェックをしてください
・ 指定するサイトに直接入稿して頂きます
・ コピペなどが発覚し、訴訟などの事態になった場合は、その金額を請求させて頂き
ます
みたいな感じです。
なんでしょうね、お前なんの為にいるの?と思ってしまいました。
たぶん本人としては「私はサイト運営者です。パクリ記事があってもライターに責任があります^^」みたいなスタンスなんでしょうね。
まあコピペはいけません、それは私もわかります。
ですがこういうクソクライアント様は「恐ろしく低い報酬金額で責任を取らせ、なんなら編集がやるべき仕事もライターにやらす」ことを求めているのです。
ハッキリ言いましょう、こういうクソクライアント様の仕事は、自分の身を守るためにも受けてはいけません。
どんなに潔白を証明しようとも、このクソクライアントが自分の味方になってくれることはありません。
敵ですよ、敵。
はい、そろそろ〆たいと思います。
「お金に見合わないほどの責任を求められる仕事(記事)は受けるな・書くな」です。
ではでは今日はこの辺で。